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レビューや口コミは、顧客の満足度、不満点、需要の質を表すデータです。Webスクレイピングは、複数のサイトに散らばるレビューを継続的に集めて、センチメント分析や評判分析に使える形に整える手段になります。 このページは、レビューを集めてから分析につなげるまでのデータ設計を扱う技術的なプレイブックです。特定サイトのレビューの集め方は各サイト別ガイドを、収集後の分析設計はこのページを参照してください。

レビューから得られるデータ

レビューページからは、分析に使える構造化データを取得できます。 本文とスコアを組み合わせると、「スコアは高いが不満が書かれている」といった、点数だけでは見えない傾向を分析できます。

データソースの選び方

分析対象に応じて、レビューのソースを選びます。 複数ソースのレビューを横断すると、チャネルごとの評価の違いや、全体的な評判の傾向を把握できます。

収集の設計

分析に使えるレビューデータにするには、収集の段階で設計しておくことが重要です。
  1. 分析対象を定義する(商品、店舗、ブランド、期間)
  2. 取得するフィールドを決める(本文、スコア、日付は最低限)
  3. 収集方法を選ぶ(過去分の一括収集か、新着の定点観測か)
  4. 重複を排除する(同一レビューの重複、再投稿を判定する)
  5. 正規化する(言語、文字コード、スコアの尺度をそろえる)
レビュー本文とあわせて、必ず評価スコアと投稿日を取得します。スコアはセンチメントの教師データや検証に、投稿日は評価の時系列推移の分析に使えます。本文だけでは分析の幅が大きく狭まります。

分析への展開

収集・正規化したレビューデータは、さまざまな分析につなげられます。
  • センチメント分類:本文をポジティブ/ネガティブ/中立に分類し、割合の推移を追う
  • トピック抽出:頻出する話題(価格、品質、配送、接客など)を抽出し、不満点を特定する
  • 評価の時系列推移:スコアやネガティブ率の変化から、施策や不具合の影響を測る
  • 商品・店舗の比較:競合や自社内の商品・店舗を、評価とレビュー内容で比較する
  • スコアとテキストの相関:点数と本文の内容のずれから、点数だけでは見えない実態を把握する
新着レビューを定点観測し、ネガティブ率の急上昇などをイベントとして定義しておくと、通知や自動レポートにつなげられます。

注意点

  • レビュー本文の著作権:レビュー本文は著作物性が高く、取得できることと、転載・再配布・二次利用してよいことは別問題です。分析目的での内部利用と、公開・再配布は区別して扱います。
  • 個人情報:投稿者名などの個人情報は最小限にし、分析に不要なら収集・保存しません。
  • robots.txt・利用規約:対象URL単位でクロール可否と規約を確認します。
  • サーバー負荷:定期収集では取得頻度と件数を抑えます。
合法性の判断基準はWebスクレイピングは合法かを参照してください。

Octoparseでの実装

Octoparseはヘッド付きの実ブラウザでページを描画するため、追加読み込みで表示されるレビューも取得できます。過去レビューの一括収集と、新着レビューの定期収集の両方を視覚的に設定でき、クラウド実行で継続的に蓄積できます。 定期収集の設定はスケジュール実行、取得したレビューの整形には抽出データの整形とクリーニングが使えます。

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